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 50音表を利用した「基礎表」の増やし方
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50音表を利用した「基礎表」の増やし方

 

 前ページでは、自分の生活経験をもとにした「場所の基礎表」の作り方を解説しましたが、まだ人生経験の浅い十代の中には、あまりたくさんの基礎表が作れない人もいます。そこで、もう一度「だれでも使える基礎表」をご紹介しましょう。数え歌と同じように作った「あいうえお順のゴロ合わせ」です。

 欠点は、わざわざ覚えなくてはならないことです。といっても、しりとりの遊びの好きな人なら簡単ですね。この程度のことも覚えるのが面倒な人は記憶術の達人になれません。

動物やキャラクターなどを選んで、50音順に番地をつける

 まずは物語などのキャラクターです。出来るだけ個性的なものがよいでしょう。30番(ア行~ハ行)まで一例を示しましたが、世代によってなじんだキャラクターは異なります。ピンと来ないものは、自分なりのキャラクターに差替えて作ってください。

   基礎表⑦ あいうえお・キャラクター編
1  赤ずきんちゃん 11  サンタクロース 21  ナマハゲ
2  イチロー 12  シンデレラ 22  忍者
3  浦島太郎 13  スーパーマン 23  ぬりかべ(妖怪)
4  エンマ王 14  仙人 24  ねずみ男
5  狼男 15   孫悟空 25   のび太
6   カッパ 16   ターザン 26   花咲じじい
7   金太郎 17   ちびまる子ちゃん 27   百目(妖怪)
  クレオパトラ 18   鶴の恩返し 28   不思議の国のアリス
9   原始人 19  天狗 29   ヘラクレス
10   こぶとりじいさん 20    ドラキュラ 30    炎の戦士

 五十音と言いながら30番までにしたのは、現代語ではヤ行とワ行にア行と重複する発音があり、混乱する恐れがあるためです。また、マ行は言葉を探すのに苦労するので、区切りのよい30番までにしました。35番まで作ってみたい方は試してください。次の「動物編」「撥音編」も同様です。

   基礎表⑧ あいうえお・動物編
1  アヒル 11  サイ 21  ナマケモノ
2  イルカ 12  シマウマ 22  ニシキヘビ
3  ウミガメ 13  スカンク 23  ヌー
4  エイ 14  セイウチ 24  ネコ
5  オットセイ 15    ゾウ 25    ノミ
6   カンガルー 16    タヌキ 26    ハト
7   キリン 17    チワワ 27    ヒョウ
  クマ 18   ツバメ 28    フクロウ
9   毛虫 19   テナガザル 29    ペンギン
10    コアラ 20    トナカイ 30    ホッキョクグマ

 次は「撥音編」です。撥音(はつおん)とは小さな「っ」で表される、詰まった音のことです。

   基礎表⑨ あいうえお・撥音編
1  アップルパイ 11  サックス 21  納豆
2  一気飲み 12  しっぽ 22  日記帳
3  うっちゃり 13  スッポン 23  ヌッと…
4  エッフェル塔 14  石けん 24  ネット
5  おっぱい 15   ソックス 25    のっぽ
6   カップ 16   卓球 26    ハット
7   キック 17    チップ 27    ヒップ
  結婚式 18    ツッパリ 28    フック
9   コップ 19  鉄塔 29    へっぴり腰
10    コッペパン 20    とっくり 30    ホットドッグ

 次は⇒ 基礎結合法を使った、様々な記憶の応用例
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