頭の良い脳の使い方、鍛え方
読書、漢字脳、文章力、将棋…
《頭が良い》ってどう言うこと?
人のウワサで「あの人は頭がよい」などということが、よく言われます。この場合は、必ずしも一流大学を出た「秀才」のことばかりとは限りません。
むしろ、身につけた知識が応用できる人、頭の使い方がうまい人、話をまとめるのがうまい人、創造力のある人などが「頭が良い人」になるでしょう。
この章では「頭の良い脳の使い方」と「鍛え方」について、次の9つのテーマに分けて解説しています。
●INDEX (各ページの簡単な内容紹介は下段)
大脳各部の名称・働きと海馬・扁桃体を知る 脳の働きから見た効果的勉強法 日本語能力を育てる、漢字脳アップ法 読書で鍛える日本語能力、論理力、創造力 文章トレーニングで頭脳明晰、表現力豊かに 囲碁・将棋は読み・ひらめき・判断力を鍛える 俳句、川柳、短歌、エッセイで大脳活性化 30代から始める、認知症の予防対策 落ちこぼれから天才へ! エジソンとアインシュタインの超集中力 |
以上のように、「頭が良い」という概念には多種多様な意味が含まれますから、本サイトではそうしたことをふまえて、頭の良い脳の使い方、鍛え方を考えていきたいと思います。
まずは脳の仕組みと勉強法を知る。
楽しめて、役立つ簡単な楽しめる脳トレも紹介
脳の仕組みを大まかに知っておくことは、様々な脳の向上を目指すうえで欠かせません。すでにある程度の知識をお持ちの方も、まずは復習を兼ねて脳の基礎知識を身につけてください。その上で、脳の働きから見た効果的な勉強法の考え方を確認します。脳力トレーニングについては、「脳トレのための脳トレ」ではなく、仕事や実生活に役立ち、それ自体を楽しめる、終着点のない脳トレを紹介します。それは、漢字学習、読書、文章、囲碁・将棋、文芸(俳句・川柳・短歌・エッセイ)です。最後に若い世代にもぜひ知っておいてほしい「認知症の知識と予防」も付け加えました。教養書・啓蒙書を読む前にぜひ目を通してみてください。。
〔各ページの内容紹介】
脳の仕組みを知るだけでも効果が…脳の80%を占める大脳の仕組みの簡単な説明です。大脳は前頭葉、頭頂葉、後頭葉、側頭葉に分かれ、五感から入ってきた情報を処理しつつ、視覚、聴覚、言語、記憶、運動などを分業して司っています。記憶を司る海馬、大脳皮質と、情動を司る扁桃体には密接な関係があります。
脳の働きから見た効果的勉強法
効果的な勉強法の前提となるのは意欲です。人間のあらゆる精神活動は、意欲、計画、実行を司る前頭葉の働きが原動力となっています。複雑なことを理解して覚えるコツは、論理(左脳)を図式化(右脳)することです。また、集中力を持続させるには好奇心がカギを握ります。
日本語能力を育てる、漢字脳アップ法
漢字の面白さや、漢字を効率よく習得するためのヒントとして、「漢字の持つ5つの魅力」と「漢字脳力を高める5つの学習法」を解説。学習法は「よくある同じ書き間違い(2パターン)」「よくある同じ読み間違い(2パターン)」「部首別に覚える」「難解漢字は面白い」…など。
読書で鍛える知力と創造力
良質の本を読むことによって得られる効果・効能について7項目に分けて説明しています。読書によって、「国語力やコミュニケーション能力を高める」「想像力や空想力が高める」「柔軟な思考とアイデア力を獲得する」「文章力や企画力の基礎を築く」などの効果が期待できます。
「伝わる文章」トレーニングで頭脳明晰に!
文章上達にはいろいろな技術が必要ですが、それ以前に「人にわかりやすく正確に伝える心がけ」が重要です。「文章とは自己表現ではなく、読者サービスである」という視点から3項目、「文章がうまくなるために必要な技術とは」という視点から4テーマを掲げ、簡単に説明しています。
囲碁・将棋は最強の脳トレ
世界最高の頭脳ゲームである将棋と囲碁は、面白いだけでなく脳トレとしても効果抜群です。両者は同じ純粋頭脳ゲームでも、頭の使い方には異なる面があります。①将棋は「理系」、囲碁は「文系・理系・芸術系」?②図形的記憶力や集中力、戦略的な思考力を養う、の2テーマで解説。
俳句、川柳、短歌、エッセイで大脳活性化
俳句、川柳、短歌、エッセイは、自分を言葉で表現することによって疲れた脳を解放し、また表現脳を育ててくれます。ここでは俳句、川柳、短歌それぞれの魅力と目指す表現の違い、エッセイを書く上での重要なポイントなどについて解説しています。あなたに向いた表現方法を見つけてください。
認知症の知識と予防は若い時から
認知症は若い頃からの生活習慣や脳の使い方と無関係ではありません。認知症といえば、記憶力の低下から始まって全体的に穏やかに執行するアルツハイマー型が一般的ですが、まだらボケや手足のまひが見られる脳血管型も多く、その他にレピー型認知症やピック病があります。
落ちこぼれから天才へ! エジソンとアインシュタインの超集中力
天才と凡人との違いはどこにあるか? 「子供時代は落ちこぼれ」と言われるエジソンとアインシュタインが天才となったのは、その並外れた集中力にありました。秀才を超えるヒントがここに…。
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