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一度に大量暗記しても忘れない記憶術の威力
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一度に大量暗記しても忘れない記憶術の威力

 

記憶術の優れた4大効果

①覚えるスピードが速い

 記憶術の第1の効果は、超スピードでしっかりと覚えられることです。

 瞬間記憶力の優れた人は、記憶術を知らなくても10項目くらいならすぐに覚えてしまうかもしれません。でも、20項目、30項目…と覚える項目が多くなるにつれて、記憶のスピードが落ち、何度も繰り返さないと覚えられなくなるでしょう。

 記憶術では、一つ一つ頭にくっきりと焼きつけて覚えるために、何度も繰り返し唱えなくても、一発で確実に覚えられるのです。

②一度に大量に覚えられる

 暗記といえば誰もが、数項目ずつ小分けにして何度も繰り返しながら覚えていく方法をとっていると思います。それでもたくさん覚えると、いくつか忘れてしまい、何度も復習しなければならない。受験はこのような苦行を強いているわけですね。

 ところが記憶術を使えば、一度に20~30項目から、50項目くらいまとめて覚えることができるのです。つまり、同じ時間内にこれまでの数倍の量を覚える効果が得られるということです。

③いつまでも忘れない

 前日にしっかり覚えたはずなのに、定期テストの本番にどうしても思い出せなかったという経験は誰でもあるのではないでしょうか。また、テストのときは覚えていたのに、1週間も経つときれいさっぱり忘れてしまった、というようなこともよくあることです。

 ところが記憶術を使って覚えるとなかなか忘れないのです。何度も復習しなくても、長期間の記憶が保てるというのは、そもそも記憶術が「思い出すための技術」でもあるからです。

④楽しく覚えられ、頭が疲れない

 記憶術では、頭の中に楽しいイメージを思い浮かべて、一瞬にして2つの項目を結びつけて覚えてしまいます。つまり、今までのように暗記項目を繰り返し頭の中で唱え、覚えた後も何度もそれを確認するという面倒な作業がなくなるのです。楽しく覚えられて、頭がつかれない。効率よく覚えられて、覚えることが楽しくなるのが、記憶術という勉強法です。

記憶術をやると、記憶力以外の頭が良くなる

 
 記憶術を身につけると、これまでの5倍~10倍の記憶能力を獲得できます。でも、これは機械的な記憶力そのものが向上するという意味ではありません。

 記憶術では、短い時間でたくさんの情報を長期記憶するために、①言葉を視覚的なイメージとして描き②イメージとイメージを強く連結して覚える作業を、脳の中で行います。これは、普通は暗記であまり使わない脳を総動員するということです。

 もっと詳しくいうと、記憶術という作業は、記憶に最も関係の深い海馬と大脳皮質だけでなく、図形や映像などに関係する右脳や、意欲・計画・工夫・実行をつかさどる司令塔=前頭葉、さらに感情をつかさどる扁桃体(へんとうたい)までも総動員して、大脳のチームプレーによって覚えることなのです。

 ですから、記憶術のトレーニングを続ければ、それらの大脳各部の連携がよくなり、総合的な脳トレ効果を発揮するわけです。具体的には記憶能力以外に、①勉強への意欲が向上する、②集中力が高まる、③頭の回転が良くなる、④想像力(創造力)が養われる…などの効果が期待できます。

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 記憶の仕組み―やさしい脳科学と心理学(全5ページ)

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