記憶術は邪道なんかではない
秋葉 啓吾さん(高校3年生)=大学受験コース
僕は地元で一番の高校で成績が上位だったので、「記憶術なんて邪道だ」と思っていた。なぜなら、しっかり理解した上で、努力を積み重ねていい成績を取るものだという考えだったからだ。でも2年生になって成績が少し落ちてきて、その考えがうぬぼれだということに気がついた。何でこんなにたくさん暗記しなくちゃいけないんだ。もっと大切な勉強があるのに、こんなことに時間を使っていていいのか? そんなふうに考えて記憶術を始めてみた。
確かに記憶術は時間の節約になる。どんな方法で覚えようが人は自由だ。それよりも何を学ぶかだ。日本の学生はほかの国と比べて応用力が弱いと聞く。受験勉強の弊害だろう。記憶術は、十分な時間が作れるので、英語の長文読解や数学の難問に取り組めるのがうれしい。本物の実力をつけるためには、つまらないことは記憶術でさっさと丸暗記してしまえばいいのである。記憶術は邪道なんかでは決してない。 |