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コーヒーやお茶の勉強への効果

 
 コーヒーに含まれるカフェインは眠気を覚ますことで古くから知られています。そのため、昔の受験生は夕食後によくコーヒーを飲んだものです。カフェインはお茶や紅茶にも多く含まれていて、含有量は“コーヒー以上”だとか…。でもそれは茶葉に含まれるものであって、抽出液でカフェイン量を比べた場合、やはりコーヒーが一番多いのです。

 さて、このコーヒーは近年、眠気を覚ます効果だけでなく、さまざま健康効果や脳への効果が科学的に立証され、注目されています。コーヒーを飲むと胃が荒れるとか、あまり健康によくないイメージがありますが、実は健康にもよかったのですね。コーヒーをたくさん飲む人のほうが長寿になるという、アメリカの統計学的研究もあります。

 その上、記憶力を高めるなど、脳にもいい影響があることが科学的にも立証されつつあるのです。

カフェインの記憶力効果が、マウスの脳で立証…

 「コーヒーを飲むと記憶力が良くなる」とまでは断定できない段階ですが、北海道大学の神経生物学グループがそのことを、マウスの脳で実験してつきとめました。記憶は、神経細胞の変化により信号が伝わりやすくなってできるというのが定説ですが、カフェインが神経細胞の変化に関係する特殊なたんぱく質に刺激を与えて、信号を伝わりやすくしていることが、マウスの脳で確かめられたのです。

 詳しいしくみは難しいので省略しますが、マウスの記憶力がよくなったのなら人間だって、少なくともカフェインが効いている間は記憶力が多少とも良くなるのではないでしょうか。期待できそうですね。もっとも、カフェインは眠気を覚まし、集中力を高めることで、間接的に脳の働きを良くする効果のほうが大きいかもしれませんが…。

カフェインをとると文法ミスが少なくなる

 これは海外の心理学専門誌に発表された研究です。学生に文法ミスを正すテストを行なった結果、カフェインを摂取した学生は摂取しなかった学生に比べて成績がよかったそうです。カフェインが右脳の働きを活発にするからだという説明ですが、理由ははっきりしていません。

アルツハイマー病の予防にコーヒーが効く?

 
 認知症(ボケ)の一つであるアルツハイマー病の予防に、コーヒーの中のある物質が効果があるそうです。まあ、受験生の皆さんにはまだ関係がないかもしれませんが、働き盛りの人でも急激に記憶力が衰えてしまう“若年性アルツハイマー病”もあります。それを防ぐ効果があるコーヒーなら、やはり記憶にもよいのかもしれませんね。

 科学は年々、急ピッチで進歩していますが、まだまだわからないことだらけ…。新しいことがわかると、新しい疑問がまた生まれます。十年後には、記憶力を始めとする“脳の働きをよくする物質”が、もっとはっきりわかってくるのかもしれません。

コーヒーは胃に悪い? 飲みすぎても大丈夫?

 すきっ腹にコーヒーを流し込むと、胃がむかついてくるという人は少なくありません。コーヒーの強い刺激は胃によくないことは確かです。でも、洋食や中華など、油っぽい食事の後なら胃壁が保護されますから大丈夫。ケーキ類やバター味のクッキーもコーヒーと相性がいいですね。難しいことを考えなくても、「コーヒーが美味しい」と感じる食べ物なら、胃を保護してくれるはず…です。

 そもそも、胃に刺激を与えるおいしい食べ物はたくさんあるのに、コーヒーだけを悪者扱いするのはちょっと変かも知れませんね。どうしてもコーヒーが苦手なら、紅茶や緑茶でもカフェイン効果はあります。ただし、夜あまり遅くなってからカフェイン類を飲むのは、眠れなくなるばかりでなく、夜中におしっこが多くなって大変です。どんなにいいことも、ほどほどに。

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